BLOGブログ

2019年07月18日

倦怠感に悩まされていませんか?症状から見たあなたの状態

ブログ 症状と病気

【特に疲れるようなことはしていないのに、なぜだか倦怠感が続いているなんて症状に悩まされている人もいるのではないでしょうか。特に原因が思い当たらない場合、どこか悪いのではないかと不安になってしまうこともあるでしょう。

そこで今回は倦怠感の原因や倦怠感が伴う病気の可能性について、ご説明していきます。慢性的な倦怠感にお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

なぜ人は倦怠感に襲われるのか?


おもな倦怠感の原因


倦怠感は誰でも一度は感じたことがあるでしょう。アクティブに動き回ったあとに倦怠感を感じるなら納得が行くかもしれませんが、特に激しい運動などはしていないのに倦怠感に襲われることもありあすよね。

倦怠感は何も激しい運動をしたときや、忙しかったときだけに感じるものではありません。むしろ頻繁に倦怠感を感じるというのは、それ以外の原因があります。まずは倦怠感の原因にどんなものがあるのかをみていきましょう。

 

過労や睡眠不足といった不規則な生活


あまりにも働きすぎていたり、睡眠不足が続いたりなど、不規則な生活をしているとどんどん体に疲れがたまっていきます。そうなると、たとえ夜ちゃんと寝ていた日でも、一日中倦怠感に襲われるようなこともあるでしょう。

体は不規則な生活に順応しづらいのです。寝たり食べたりする時間が毎日違うという程度ならまだしも、睡眠時間が短すぎたり、食事を抜いたりすることがある人は、倦怠感を感じやすいでしょう。

また睡眠中に睡眠時無呼吸症候群といって、眠っている途中に呼吸が止まるような症状がある場合も、倦怠感を感じます。

 

プレッシャーや緊張からくる疲れ


プレッシャーや緊張はたまに感じるのには、パフォーマンスがアップすることもあり、悪いことではありません。しかしそのプレッシャーや緊張を感じる期間が長くなってくると、体と心が休むことができず、疲れてしまいます。

たとえば大きな仕事を任されたり、環境が落ち着かないことが続いたりすると、そのような状態になるでしょう。そしてその疲れの結果、なんだか倦怠感が続く…ということがあるのです。特に休息・リラックスができていない場合、倦怠感に悩まされることもあるでしょう。

こうした状態が続くと、うつ病などを患うこともあり注意が必要です。

 

偏った食事は注意!栄養バランスの乱れ


しっかり食べてさえいれば、体に良いと思っている人もいるかもしれませんね。しかし、しっかり食べていても食事内容が偏っていては、倦怠感の原因となるんです。

たとえば、ビタミン・ミネラル・たんぱく質といった、体を動かすのに必要不可欠な栄養をしっかり取れていないと、なんだか倦怠感を感じる…という状態になります。

特にビタミンB群はとても重要です。なぜなら、ビタミンBには栄養をエネルギーに変える力があるので、これが不足してしまうと、うまく栄養をエネルギーに変えることができず、エネルギー不足の状態になってしまうからです。

また鉄分も重要な栄養素です。鉄分が足りていないと、鉄欠乏性貧血になり、栄養や酸素が身体を廻りにくくなり倦怠感を感じることがあるからです。

 

その倦怠感、病気のサインかも…


倦怠感を伴う病気とは


倦怠感を引き起こすおもな原因は上記のとおりです。しかし倦怠感の原因はそれ以外にも考えられます。それは上記のような生活習慣などが原因のものではなく、病気が原因の場合です。たとえば、風邪や貧血といった病気も、倦怠感を伴います。

しかし風邪や貧血で倦怠感を感じるのは、よく知られていることですから原因不明ではないですよね。実は風邪や貧血以外にも、倦怠感を伴う病気があるんです。そしてこれらの病気だった場合は、治療を受けてみた方が良いかもしれません。

 

知っていますか?慢性疲労症候群という病気


強い倦怠感が長く(半年以上)続いていて、頭痛や筋肉痛などほかの症状もある場合は、「慢性疲労症候群」という症状かもしれません。ただの慢性的な疲労とは違い、強い倦怠感で生活に支障があるほどのものをいいます。また原因もわからないような場合は、慢性疲労症候群である可能性があります。

ひどくなってくると、思考力の低下や睡眠障害、筋力低下などの症状も出るのですが、検査をしても体に異常がないのが特徴です。

 

40~50代の倦怠感は更年期障害の可能性


ゆっくり休んだりしても倦怠感が続く場合、40〜50代の人は更年期障害を疑って見た方が良いかもしれません。更年期障害とは、更年期と呼ばれる40〜50代の人が悩まされることが多いもので、特に女性に多く発生します。

更年期障害を患っていると、倦怠感が続く症状のほか、特に理由もなく気分が落ち込んだりイライラしたりというような症状が現れます。

また更年期障害というと女性がなる病気であるイメージが強いかと思いますが、男性にも更年期障害があり、こちらの場合も同じような症状がでます。ただし男性の場合は50代〜60代と女性よりも遅めの世代で発生するのが特徴です。

 

日常生活でできる!カンタン予防法


前述でご紹介したような病気など、何か他に原因がある場合は別ですが、生活習慣や疲労の蓄積などから起こる倦怠感には、予防法があります。

まずは規則正しい生活をし、体のリズムを整えることです。それには睡眠をしっかり取り、食生活・食習慣を整えることも含まれます。

また、しっかりリラックスをする時間を取ったり、休息したりするのも重要です。肉体的な疲れも精神的な疲れも、しっかり休息をとることで解消されます。少し軽い運動をしたり、ゆっくりと湯船につかったり、好きなことをしたりすると、心身のリフレッシュになるのでとてもおすすめです。

 

どうすれば元気になる?対処法一覧


すでに慢性的な倦怠感に悩まされている場合には、倦怠感を改善する対処が必要になります。こちらの場合も、たとえ倦怠感があってもちょっとした運動をするのがおすすめです。特に精神的に疲れている人の場合は、それが原因でしっかり眠れないこともあるのですが、運動をすることで体が休息を欲し、ぐっすりと眠れるからです。

睡眠やバランスのとれた食事をすることも効果的です。それだけで足りなければ、ビタミン剤などで栄養補給をするといいでしょう。

自分で対処をしても改善されない場合は病院に行ってみることをおすすめします。何らかの病気が隠れている可能性もあるからです。まずは内科などで構いませんから診察をしてもらい、必要があれば適切な診療科に紹介してもらうといいでしょう。

 

まとめ


多くの場合、倦怠感はここでご紹介したような予防法や対処法をすることで改善していきます。ただし、それでもどうにもならない倦怠感があるなら、なんらかの病気や症状を抱えている可能性があります。

まずは軽い運動をしたり休息をとったりしてみて倦怠感の改善に取り組みましょう。それでもどうにもならない場合は、病院で診察を受けてみることをおすすめします。

CONTACT

お電話でのお問い合わせはこちら

072-380-6998