2021年03月23日
自律神経バランスをチェックしてみよう
東洋医学 症状 症状どうですか 自然治癒力
自律神経の働き方は4つのタイプに分けられます。
チェックシートで自分のタイプを診断してみよう。
自律神経は、交感神経と副交感神経の2つの神経系統で成り立っています。
交感神経は活動的な働きを、副交感神経はリラックスする働きを持っています。
このバランスの違いで、今の自分の自律神経の状態がわかります。
自律神経チェックシート
以下の10項目をチェックし、もっとも近い番号を選んで、今の自分の自律神経の状態を把握しましょう。
番号をメモして、チェックシートの後にある計算方法で点数を出し、診断します。
番号をメモして、チェックシートの後にある計算方法で点数を出し、診断します。
1.睡眠について
- 1布団で横になれば、ほぼすぐに眠れる
- 2夜にしっかり寝ていても、昼間なんとなく眠い
- 3なかなか寝つけない
- 4寝つきが悪く、眠れても途中で目が覚める
2.仕事や家事、勉強について
- 1やりがいを感じ、それを結果に結びつけられると感じている
- 2おっくうになって眠くなったり、なかなかやる気がおきない
- 3できなかったときのことを考えると不安なので、集中して取り組む
- 4やれないことに対して不安を感じるが、なかなか取り組めない
3.食欲について
- 1時間がくればお腹が減り、おいしく食べることができる
- 2すぐにお腹が減って、お腹がなる
- 3仕事などで集中していると空腹感を覚えない
- 4食べたくない、あるいはお腹が空いていないのにずっと食べてしまう
4.食後について
- 1胃もたれなどは、ほとんどしない
- 2食べてもすぐにお腹が減る
- 3食後に、よく胃もたれする
- 4食事の前後に、胃が痛くなることが多い
5.何か解決すべきことがあるとき
- 1すぐに考えがまとまり、行動できる
- 2いつの間にかほかのことを考えてしまい、考えがまとまらない
- 3考え込んだり、考えすぎて不安になる
- 4考えようとは思うが、集中できずやる気もおこらない
6.日頃の疲労度について
- 1それなりに疲れるが、眠れば疲れが取れる
- 2すぐに眠れるが、昼間もなんとなくだるい
- 3疲れはなかなかとれないが、仕事なら頑張れる
- 4何をするのも面倒で、いつも疲れを感じている
7.メンタルについて
- 1仕事中は気が張っているが、帰宅すれば切り替えることができる
- 2特にストレスを感じることはないが、ぼーっとしていることが多い
- 31日中、心がほぐれない
- 4強い不安感や恐怖感を感じたり、考えるのが嫌で眠りたくなる
8.手足の冷えについて
- 1どんな季節でも冷えは感じない
- 2冷えは感じないが、逆に手足がポカポカして眠くなることが多い
- 3お風呂上がりでも、少したつと手足が冷える
- 4寝つけないほど手足が冷たく、顔色も悪い
9.体重増加について
- 1長期間、体重は大きく変動していない
- 2ついつい食べすぎ、太りやすい
- 3ストレスのあるときは体重が増えやすい
- 4ここ1年で体重が5kg以上、増減した
10.今の自分について
- 1やる気に満ちあふれ、心身ともに幸福感がある
- 2大きなトラブルなどもなく、どちらかといえば幸せだと思う
- 3日々刺激を受けることで、充実していると感じる
- 4漠然と不安感があり、憂うつ感が取れない
【計算方法】
答えが
- 1の場合は、Aに1点、Bに1点。
- 2の場合は、Aに1点、Bは0点。
- 3の場合は、Aは0点、Bに1点。
- 4の場合は、Aに-1点、Bも-1点。
すべての項目の点数を出したら、AとBそれぞれの点数を合計し、自分がどのタイプに当てはまるか確認してみましょう。
【A、Bともに8点以上】
アスリート型 ~交感神経も副交感神経も高い
一流のアスリートなどに多いタイプ。
バランスのよい、理想的な自律神経の状態です。さらに、日中は交感神経が、夜は副交感神経がやや優位で、双方が穏やかに入れ代われば、「自律神経が整った状態」といえます。
代謝・血流もよいので、太りにくいです。
【Aが7点以下、Bが8点以上】
ストレス型 ~交感神経が高く、副交感神経は低い
現代人に多いタイプ。
心と体がいつも緊張した状態で、焦ったり、何かに追い立てられているような感情を抱くことも。興奮状態のため、心臓が多くの血液を押し出しても、末端の血管が収縮していて、細胞に栄養が届きづらくなっています。
過度に交感神経が高い状態が続くと、免疫力が落ちて病気になりやすくなり、高血圧、高脂血症、糖尿病のリスクも高くなります。便秘にもなりやすいです。
【Aが8点以上、Bが7点以下】
のんびり型 ~副交感神経が高く、交感神経は低い
副交感神経が高すぎる状態が続くと免疫過剰となって、花粉症や喘息、アトピーなどのアレルギーが発症しやすくなります。また、エネルギーの代謝量が減少し、肥満になりやすいのも特徴です。
心臓の血液を押し出す力が弱く、血液がうまく流れないので細胞まで栄養が行きづらい状態。つねにのんびり気味、なかなかモチベーションが上がらないなど、やる気が起こりにくく、うつ状態になる恐れもあります。
【A、Bともに7点以下】
おつかれ型 ~交感神経も副交感神経も低い
体調が思わしくなく、気分も沈みがちです。疲れもなかなか抜けないと感じるかもしれません。
血流も悪く、不眠や胃痛、肩こり、片頭痛など、あらゆる不調が起こりやすい状態。何をするにも面倒だと感じるようになります。早めの対策を。